下値模索

今週も厳しい展開になりそうである。週明けも株価の下落は止まらず、相変わらず先物主導で下げが拡大する動きとなりそうです。USD/JPYは本日101円を挟んだもみあいの動きとなっているが、5月10日に100円台にのせたケースを振り返ると、簡単に100円を突破した事を考えると現在の101円台の水準は意外と大きな節となっており、むしろ100円付近まで下落するケースとなると簡単に100円を割る可能性は高いと思われます。

 

つまり節目としては100円より101円が重要であると考えています。連日投機的な売り仕掛けにより大幅続落となっている日経平均株価であるが、為替との相関性を考えると、日経平均株価が14500円程度では101.50円、15000円程度では102.00円ぐらいの水準ではないでしょうか?最も現在も日経平均先物は13910円となっており明日の株価は14000円割れは濃厚ではないでしょうか?

 

仮に明日も今日と同レベルの下落となればUSD/JPYは100.30円程度まで円高が進むものと予想しています。本日の下値の目途は100.50円近辺、上値は101.25円近辺までと考えています。今週も投機的な動きに振り回される動きとなる為、沈静化するまでは慎重な対応が必要だと思われます。極端であるが日経平均株価は13000円程度まで下落すれば落ち着きを取り戻すのではないかと思います。