プログラム売買の弊害

先週金曜日時点で指摘したとおり今週USD/JPYは101円台まで下落しました。週半ばまではドル買いが継続し、一時103円台を固める水準まで上昇(円安)しましたが、振り返れば22日夜の日経平均先物が異常な上昇をみせ、一時16000円をつけた場面がありいやな予感がしましたが、昨日木曜日はご存じのとおり日経平均株価の大幅な下落となりました。

 

先物主導で表向きには中国の景況感の悪化がきっかけといわれているが、プログラム売買の影響が強いと思われます。昨年末よりロングのみで取引してきた人々には、来週以降ストレスのたまる展開が続きそうである。

 

USD/JPYは昨日一時100円台まで下落する場面がありましたが、来週は101円台半ばから102円台半ばまでの水準での取引が続きそうである。本日の想定レンジは101.50~102.30円近辺までの動きとなりそうです。株も為替も根拠なき熱狂が続いていたが、日経平均株価の16000円やUSD/JPYの103円近辺でこの仕掛けが入ったという事はここが一つの天井とみてポジションを考えるべきかもしれません。