ドル高基調を試す一週間

先週末はまたアメリカの良好な経済指標が発表され、一気に103円台に突入しそのままの勢いのままクローズしましたが、週明けは102円台での推移となりました。昨日の本邦要人発言がきっかけとなり、本日は大きく窓をあけ下落して(円高)始まったUSD/JPYであるが、軟調な動きが継続しています。

 

昨年末より始まった長いドル高トレンドであるが、それまで一方的な円高が進行していただけに、個人的にはどうしてもこのドル高に警戒心が薄れる事はありませんが、いよいよ今週は105円という次の節目を目前とし、神経質な動きとなりそうである。先週金曜日の予想通り今週は再度101円台まで下落するものと予想していますので、ショートポジションをじっくりと取りたいと考えています。

 

非常に稚拙なアナリストの見解によると今週の想定レンジはUSD/JPYで100~105円との事、まるでダーツゲームに例えるなら、壁一面に向けてダーツを投げて壁にしっかり張り付けば当たり、万が一床に落ちれば外れというレベルの予想だろう。この程度の論調を公共の電波で悠々と語るのだから相変わらず、セルサイドアナリストという職業は気楽なものである。

 

さてここからは本気の予想であるが現在のところは102円台半ばでもみあっているが、今日はドル売り優勢とみています。想定レンジは100~105円ならほぼ予想的中であるが、そんなふざけたレンジ予想は書けません。今日は102.20~102.80円近辺までと少し広めに予想させていただきます。今週はドル高基調を試す一週間になりそうです。