緩やかな円高トレンドか?

月初は94円台前半でスタートし、日銀の金融緩和策が功を奏し円安が加速。一時は100円も射程圏内と思われましたが失速、、、おそらく月末のクローズは97円台で5月を迎えそうである。

 

先週日本時間の金曜日、疑心暗鬼の99円台を維持していたUSD/JPYは遂に失速しました。アメリカの指標は予想通り悪いものとなり、午後11時過ぎまでは概ね予想通りの値動きとなりましたが、まさか98円台をあっさり割り込むとは予測できませんでした。

 

本日の某経済ニュース等は、USD/JPYは当面95円~100円で推移する等とまた無責任な発言をしているが、こんな広いレンジでしかも時間軸も指定していないわけだから、こんな予想は誰でもできると思うのだが、、、セルサイドアナリストというものは本当に何とかしてほしいものだと常々思う。

 

さてここからは本日の動きを予測して記載したいと思う。今日の当面の下値の目途は97.20円程度ではないかと思われます。本来は97円ミドルの水準で少し買戻しが先行しそうなものだが、現状はドル売り圧力が強く、当面弱い展開が予想されます。GWだからと言い訳にしていると、このままズルズル下落していきそうである。

 

今後は下値の目途としては95.80円近辺が強く意識されそうである。この水準は今月ボストンのテロ発生時、瞬間円が急騰した水準でありここまで下げるとは考えにくいが万が一この水準を明確に割り込むと円安トレンドは一端終了となると思われます。本日のUSD/JPYの想定レンジは97.20~98.00円近辺までと予想します。

 

次回はGW明けに更新予定です。