USD/JPY下値模索か?

週明け99円台半ばでスタートしたUSD/JPYであるが、本日は98円台半ばでの推移となりました。先週から再三マスコミならぬ「マスゴミ」は責任感もないまま100円突破は時間の問題と散々煽ってきたがここにきて一転、手のひらを返したように「100円突破にはもう一段のインパクトが必要」と見事に方針転換しています。報道をみた投資家はさぞ痛い目にあったのではないでしょうか?

 

時間軸でみると月曜日~木曜日までは概ね99円台中心の動きとなるものの、本日は遂に98円台まで下落し98円台でしっかりと固まったようである。昨日そしておとといと再三99円割れを狙うものの、強力なドル買いが入り見事に反発していましたが、私自身はその一段下98.80円近辺を狙いましたが大きく崩れる事はありませんでした。しかし今日一気に売り崩され98円台のトレンドに変化したようである。

 

本日、日銀の金融政策決定会合が終わり一時的に円買いが加速したが、ここからは98円台半ばがポイントになりそうである。ここを明確に下抜けると円買いが加速し再度97円台まで下落する可能性が極めて高いと思われます。本日21:30には(米) 第1四半期GDP・速報値が発表されるが事前予想の3%には届かないものと個人的には考えています。

 

従ってこの時間までに98.80円程度まで戻っていない場合は、再度まっすぐドルは下落するものと思われます。イメージとしては98.80円近辺の場合は98.50円が下値の目途、98.60円近辺の場合は98.20円近辺まで、これは速報値が悪化した場合の予想です。予想に反して速報値が強い場合は一時的に99円台にのせるものと思われます。しかしいずれにしてもクローズは98円台で週末を迎える事になりそうです。