上値は重い

月曜日は概ね予想通りの動きとなるものの、昨日は一転してドルが売られる展開となりUSD/JPYは一時92円台半ばまで失速しました。個人的には92.55円で指値を入れましたが、92.58までの下落にとどまり約定しませんでした。その後徐々に値を戻し現在は93円台半ばの水準です。

 

ご存じのように本日から日銀の金融政策決定会合が2日間の予定で開催され、明日午後からの黒田日銀新総裁の発言に注目となりそうであるが、サプライズは少なそうである。長期国債の買い入れや、無期限金融緩和の時期の前倒し等の発言が見られると思うが、はたして市場参加者がどう反応するか?

 

それより本日はアメリカの3月ADP全国雇用者数や3月ISM非製造業景況指数が発表されますが、こちらの方が材料視されそうな動きとなりそうです。内容によっては上値は93.85円近辺、下値は93.10円近辺までの乱高下が予想されます。個人的には失速するものと予想していますので、下値の目途は93.05円近辺までとみています。市場予想どおりの場合は93.40~93.75円近辺までの動きとなるものと思われます。