今週火曜日未明の、イタリア発ベルルスコーニショックは鎮静化したようだが、まだまだ先週末の水準には戻していない。USD/JPYも95円をうかがう勢いだったが、ここ数日足踏みしている。ただ幸い90円どころか91円を割れる事なく、速やかに92円台まで戻している事からドルストレートの堅調な動きが、クロス円にも影響しているようである。
本日24:00発表予定の(米)2月ISM製造業景況指数まではUSD/JPYは堅調に推移するものとみているが、その前には
19:00 | (ユーロ圏) 1月失業率 前回→ | 11.7% | 今回予想→11.8% |
の発表があり結果次第ではEUR/JPYの動きがドルストレートにも影響をあたえそうです。海外のニュースソースを見る限りでは、とても良好な結果がでるとは思えないのだが、日本も含め算出方法がどうも明確ではない為こればかりは予想がつきません。個人的には11.9%へ悪化し、分足ではユーロ売りの展開になると考えています。本日は週末のポジション整理も絡むもののUSD/JPYは92.50~92.90円近辺までで推移するものと考えています。