イタリアの動向

昨年来後半よりほぼ一本調子の円安局面だったが、ついに大きな波が来た。ご存じのようにイタリアショックだ。週明けのオープンは大きく窓を開けてスタートし、今週はさらに上値を追うものと私自身考えていたが日付が変わりイタリアの総選挙の結果が伝わり、今後の政局への行き詰まりが不安視され一気にリスク回避への動きとなりました。

 

本日USD/JPYも朝方こそ辛うじて92円台を維持するものの、その後続落91円台後半での動きとなりました。今日の動きとしては91.50の水準を下回ると更なる安値を模索する動きとなりそうです。本日はイタリア国債の入札も行われるが政局の不透明感が重しとなり不調に終わる可能性もあり、ユーロがさらに売られる可能性もあると思います。

 

本日のUSD/JPYの想定レンジは91.40~92.10円近辺までと予想していますが、実際のトレードとしては積極的なロングポジションより、高値でのショートポジションを取りたいと考えています。