先日の日銀金融政策決定会合は予想どおり目新しい材料もなく終了しました。いよいよ本日未明にかけてG20が開催されますが、通貨安競争が議題にあがり悪い意味で日本が主役で名指しされる場合、どう各国に理解を得る事ができるかが日本の大きな課題となりそうです。
昨年末より続いた円安の継続もどうやら1月末で終焉を迎えて現在は一時的な調整なのか?ここから再度円高に戻るかは誰にもわからないが、2月に入り若干調整色が強まったのは事実である。USD/JPYは本日92.26~93.13円までの動きとなりましたが、92円台でが主役になりそうな展開である。
本日はアメリカの経済指標が下記のように発表されます。
(前回) (予想)
22:30 | (米) 2月ニューヨーク連銀製造業景気指数 | -7.78 | -2.00 | |
23:00 | (米) 12月対米証券投資 [ネット長期フロー] | +523億USD | +350億USD | |
(米) 12月対米証券投資 [ネットフロー合計] | +278億USD | |||
23:15 | (米) 1月鉱工業生産 [前月比] | +0.3% | +0.2% | |
23:15 | (米) 1月設備稼働率 | 78.8% | 78.9% | |
23:55 | (米) 2月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 | 73.8 |
74.8 |
先日のユーロ圏の弱い内容を考えてもアメリカの指標も一部改善はあるものの、全体的には弱い内容となりそうです。その場合最悪でも92円台を維持できるかが本日のポイントになりそうです。
本日の想定レートはUSD/JPY92.05~92.80円近辺までと考えています。可能性は低いが、万が一92円割れがある場合は少し拾ってみたいと思います。