上値も重いが下値も堅い

USD/JPYは上昇一服といった状態で、瞬間91円台にのせてくるもののこの水準ではドル売り優勢となり、90円台まで下落する動きを繰り返しています。

 

しかしながら90円台半ばでの水準では力強く反発しています。今週のUSD/JPYの安値は90.31円近辺となり、しっかりと90円台を維持しています。このもみあいを抜けてくると次の上値の目途としては、93.60円近辺が強く意識されてくるものと思われます。

 

今週特に注目したのはAUD/JPYで長い間大きな節とされていた95円を上抜け、現在も95.38円近辺での値動きとなっています。このままリスクオン継続となれば95円を固める事ができるのですが、おそらく再度来週は94円台まで下落してくるのではないかと考えています。

 

本日の重要指標は

22:15   (米) 1月ADP全国雇用者数

22:30   (米) 第4四半期GDP・速報値 [前期比年率]

28:15   (米) FOMC政策金利発表

という予定です。政策金利は据え置きとなりそうですが、ADPやGDP次第ではドル買いとなりそうです。

 

本日の想定レンジはUSD/JPY90.75~91.35円近辺までと考えています。今日は91円台を固める事が出来るかに注視していきたい。