乱高下の展開

要人発言によって円やユーロが乱高下している。前日もユンケル議長の発言をきっかけにユーロ売りが加速。日本でも甘利発言や石破発言が円安修正のきっかけとなりかけたが、その後菅官房長官が火消しに回り市場は落ち着きを取り戻したようである。

 

USD/JPYの動きであるが、昨日は再三88円を割り込む場面も見られたものの、結果として88円台を回復している。ひとまず下値不安は払拭されたものの、いよいよ来週に迫った日銀会合が材料出尽くしとなるかが焦点となりそうです。

 

本日はUSD/JPYの88円割れはなく88円台ミドルでの取引が中心となりそうであるが、そろそろ久しぶりに89円台に瞬間到達する場面が見られるかもしれない。本日の想定レートは88.40~89.00円近辺までと思われます。