11月失業率発表

本日のアメリカの雇用統計であるが、正直判断が非常に難しいと思います。11月はハリケーンの影響もあり、その影響は軽妙なものか深刻なものだったのか?前回の結果は7.9%だったが結果はどうなるのか?

 

更に11月非農業部門雇用者数の発表においても事前予想は8.5万人の増加を予想していますが、ハリケーンを考慮しても比較的弱めの予想となっています。個人的には失業率は横ばいもしくは再度8%に突入するものの、11月非農業部門雇用者数においては事前予想を上回る結果になると思われます。

 

市場がどちらの結果を重要視するかでUSD/JPYの動きがきまりそうです。失業率を材料にし予想通り悪化の場合82.05近辺までの下落、失業率改善の場合は25銭程度の上昇、雇用者数を材料にする場合悪化の場合は瞬間82円割れ、良好な結果ならその時のレートにもよるが82.40円台で指標発表となれば、82.75円近辺までの上昇とみています。現在は82.40円近辺で推移していますが、本日は指標を睨みながらの展開となりそうです。