欧州主要指標悪化

16:30分に発表されたドイツ10月PMI速報が弱い結果となりユーロ売りが加速しました。そして17:00分に発表された、独10月IFO景況指数、ユーロ圏10月PMI製造業・速報、ユーロ圏10月PMIサービス業・速報も全て市場予想を下回りました。欧州の景気減速が鮮明となった結果でした。

 

本日はユーロが大きく下落したため、一気に102円台が見えてきました。ここからは多少の買戻しはあるものの想定レンジは102.85~103.65円近辺までの動きとなるのではと考えています。

 

USD/JPYは昨日80円台にタッチしましたが、本日は79.93円までと大台には届きませんでしたが、株価が順調に推移すれば再度80円を狙いにいくものとみていますが、短期の滞在となる可能性が高いと思われます。しかしながら30日までは日銀による追加金融緩和観測があり、積極的にドル売りは仕掛けにくい状況です。個人的見解では、来月初旬以降、再度緩やかにドル売りとなるものとみています。USD/JPYの本日の想定レンジは79.60~79.95円までと考えています。