80.02円

本日午前中USDは瞬間80円を突破しました。しかし滞在時間は短く終日79円台後半で推移しています。先日までの楽観ムードから一転神経質な動きとなりました。

 

EURも104円割れ、AUDも82.10付近まで下落しています。しかし少なくとも月末までは、若干の円売りムードは継続するものと考えています。問題はここからUSDが少しずつ下落する動きとなる場合は当然クロス円も下落圧力が強まり、月末の日銀による追加金融緩和策により材料出尽くしとなり、来月から再度緩やかな円高となる事です。

 

当面はUSDの動きに注意が必要です。本日想定されるレンジは79.60~80.00円近辺までと思われますが、可能性として79円ミドルまでドル売りが進んだ場合は、また売り方が息を吹き返してくると思われます。本日だけの動きをみますと、80円の壁は非常に強そうです。