追加緩和の可能性

いよいよFOMCが目前に迫ってきました。焦点は勿論QE3の実施の有無です。様々な憶測が飛び交う中、今日は非常に予想が難しいと思われます。諸説ありますが、個人的な予測としては政策金利は据え置かれるものと考えています。最もこの低金利政策の終了時期については、2014年終盤までを延長するものと思われます。

 

量的緩和にかんしては判断が難しいところですが、今回は見送るのではないでしょうか?理由としては確かにこのところ雇用関連の弱い指標が続いていますが、緩和による余剰資金が商品市況に向かう可能性もあり、その結果食料品などの物価を押し上げてしまうからです。当然その資金は株式にも向かい、景況感が改善されないまま株高となります。このアンバランスな状態を回避する為、緩和策は見送られるものと思われます。

 

本日USDは77.66~77.88円近辺までの狭いレンジでの値動きですが、夕方からは若干ドル売り圧力が強まり、FOMCの結果によって緩和見送りとなった場合緩やかにドル買いが進むものと考えています。

 

本日は再度AUDの81円割れや、EURの100円割れの可能性があると思いますので、QE3見送りを予想して下値ではロングポジションをとりたいと思います。