USD急落

昨日未明(ニューヨーク時間午後)発表のFOMC議事録が、追加金融緩和の可能性を限りなく早期に示唆した為USDは一気に急落しました。併せてクロス円も急落し、本日は全般的に冴えない展開となっています。

 

USDは当然79円台は大きな壁となり、31日のバーナンキ議長の講演内容が最終判断となりそうです。そしてヨーロッパの要人達の夏休みも終わり、ここから再度EUR問題について話し合いが始まりますので、ここから月末に向けては各国の要人発言に注視していく必要があります。

 

本日USDは急落後もあり78.48~78.64円近辺までの動きとなり、不気味に様子見ムードが漂っています。EURは現在98円台半ばの値動きで比較的堅調に見受けられます。

 

 

本日はこのままUSDが小動きですと下記の指標結果によってはUSDが大きく売られる可能性もあります。

21:30 前週分の米新規失業保険申請件数

23:00 7月米新築住宅販売件数

 

 

そして独仏首脳会談も予定されておりEURも注目です。特にEURはポジティブな内容となれば再度99円台を突破する可能性も極めて高いと思われます。本日は急落後のAUDやUSDのロングポジションをとり様子を見てみたいと思います。