小動き

本日は比較的平穏な値動きとなり、USDは79.44~79.79円、EURは99.30~99.88円までの値動きとなっています。出来レースの消費税増税法案も可決されましたが、現段階では大きな円売りにはつながっていません。当面今後の政局不安は円売りの絶好材料となりますが、将来的には避難通貨としての円の存在はますます強くなるものと思われます。

 

政策は全く実行されないが集金力は最強の布陣。これが民主党なのでしょう。今後は益々、可処分所得の高い人々と低い人々の二極化が進む事でしょう。

 

さて本日はスペインやイタリアの国債入札が行われます。順調に消化されるようですと、EURが少し買われそうです。しかしここ数日100円台より99円台の滞在時間が長い為、本日も100円超えあたりが上値の上限ではないでしょうか。

 

USDは5日移動平均線の79.76円が本日のちょうど高値付近であり、現段階では上値の上限とみられているようです。おそらく本日は79.30~79.75円近辺までの動きになると思われます。本日は短期でEURを少し拾ってみたいと思います。