平穏な動き

いよいよギリシャの総選挙が近ずいてきました。週明けギャップアップして始まった市場ですが、徐々に落ち着きを取り戻しています。

 

現在のところEURの100円やUSDの80円が当面の上値の目途として機能していますが、週明けの早朝にどのような値動きを見せるかが個人的には、非常に関心があります。反緊縮派が勝利の際は大幅な、ギャッチダウンで始まるものと思われます。とはいえ、もう目前と迫ったギリシャ総選挙に向けて、様子見ムードが強く値幅の狭いレンジでの値動きとなっています。ポジティブな材料に対して少し買われ、ネガティブな材料に対して少し売られ、一日のレンジで見ればほぼ値上がり、値下がり分を相殺するそんな値動きが続いています。

 

本日より週末に向けてボラティリティー(価格変動率)が大幅に低下すると思われます。従って本日より週明けまでは、市場の値動きを注視していきたいと思います。