楽観論広がる

先月から続いたギリシャ危機に伴う円高が、今月に入り大きく後退しています。ギリシャ→スペイン→イタリアの危機に対して明確な対応策がたてられないまま円安となっています。

 

市場はもうすでに今月17日の選挙結果を見越していいるかのような動きです。昨夜の欧州銀行理事会でも何ら具体策の発表はなく、要人の言葉の端々を最大限ポジティブに解釈しているように思います。安易に円売りに転じて、18日以降ユーロをはじめオセアニア通貨の暴落というシナリオにならなければいいのですが、、、

 

本日はEURの100円乗せが視野に入ってきました。今日のEURのレンジは99.60~100.20円近辺までと考えていますが、連日買戻しが進んでいるので慎重に対応したいと思います。