堅調な動き

本日は総じて堅調な値動きです。繰り返しになりますが、今週は悲壮感が漂い、EURは再度100円割れまで下げると予想しましたが嬉しい誤算でした。

 

しかしながらまだギリシャの再選挙まで約一か月ほどの時間があり、ギリシャ国民の判断がニュースソースを賑わし、報道に一喜一憂する展開に変わりはないと思われます。今後はギリシャのユーロ圏離脱について、ギリシャ国民がどのような判断をするのか推移を見守りたいと思います。緊縮財政には反対であるが、ユーロ離脱となれば更なる試練があると国民は気づきはじめており、賢明な選択をする公算も高まってきました。

 

米国商品先物取引委員会(CFTC)の国際通貨先物市場(IMM)のポジションでは、EURのショートポジションが大幅に増加していますが、一気に買戻しが進む可能性もあります。今日はAUDの79円近辺でのショート、USDのレンジは79.35~79.75円近辺までと考えています。