市場の反応は?

ギリシャの連立協議は決裂、来月には再選挙が確実なものになりました。反緊縮政党の勝利が確実視され、EUやIMFの支援も最悪の場合打ち切りの可能性がでています。お互い妥協点が見つけられず苦慮している模様です。

 

市場は素直に売りで反応していますが、これから日々発表になるネガティブな材料に対して、一気に売り崩す機会を狙っているように感じます。

 

本日もEURは当然売りが優勢の展開となります。幸いドルが堅調さを保っていますが、アメリカの弱い経済指標が発表されれば、全面安すなわち円高が再度到来する可能性もあります。本日EURは101円台、AUDは78円台に突入すれば、更なる下値を探る展開となると考えています。本日のEURのレンジは101.70~102.35円近辺までと思われます。