ファンドの出口戦略

先日某外食大手がある投資ファンドに買収という記事がありました。人それぞれ諸説あるとおもいますが、私なりの感想を述べたいと思います。

 

以前より金融資本が産業資本を牛耳る例は沢山ありましたが、これはやはり投資の一環であり、出口戦略(最後の処理)が気になる点です。

 

この外食メーカーも創業時は、おいしい食事をお客様に提供し、楽しんでいただきたいというような気持ちが強かったと思います。その気持ちがお客様に伝わり、今日に至ったのではと思います。創業時の精神はもろくも崩れ、今後は利益重視、効率重視となり、投資先に多大な利益をもたらす事でしょう。その資金はもちろん既存顧客である。

 

最後に再建終了と称し、株式上場などという姑息な手法をとり、個人投資家の息の根を止めない事を祈りたい。